11月1日に、ぬっく10周年記念シンポジウムを開催しました。
ようやく秋の訪れが感じられた晴天の一日、子ども・若者支援に関わっておられる方だけではなく、
たくさんの方が関心を持って集まってくださいました。
カリヨン子どもセンターの坪井節子弁護士のお話は、日本で初めて子どもシェルターを立ち上げた当時の状況や、
退居後も子どもと(成人後も)関わりを続けることなど、一言一言に熱い思いが感じられました。
また、子どもアドボカシー研究の第一人者である堀正嗣教授は、子どもの声を聴くことについて、
動画も織り交ぜつつ、穏やかながら強い思いが伝わるお話をしてくださいました。
パネルディスカッションでは、坪井さん、堀さん、コタン(子ども担当弁護士)である末永さんとぬっく理事長の玉野が登壇し、
実際の体験も交えつつ、子どもの声を聴くということの大切さについて語り合いました。
できることがなくても、ただそばに寄り添い続けることや、一人ではなくチームで子ども・若者を支援していくことの大切さ、
大人それぞれが関心を持ち続けること等について、学び合い、思いを深められた時間だったと思います。
ご参加くださった皆さま、アンケートへのご回答も含め、本当にありがとうございました✨