9月30日〜10月1日、広島にて2023年度子どもシェルター全国ネットワーク会議が開催されました。

全国各地から130名を超える関係者が集まり、各団体の現状や課題を共有するとともに、
令和4年児童福祉法改正の概要やファンドレイジング等について学習しました。
コロナ禍でオンライン開催が続いていたため、4年ぶりの現地開催でもらうパワーはまた格別でした！

開催中、嬉しい出来事がありました。
今年8月、大阪から約650km離れた地域に住むAさん(高校1年生)から、1通のメールが届きました。
「死にたいけれど、家を出て生きていく術があるのなら、生きていたい」そんなメッセージでした。
Aさんの住む地域には、子どもシェルターがあったので、連絡先と「1人じゃないよ」ということを伝え、相談としては終了していました。

今回の全国会議で、そのシェルターのスタッフの方から声をかけられ、Aさんがシェルターに入居し、
毎日笑顔で過ごしていること、アクセサリーやパンなどの手作りを楽しんでいることを聞きました。
（写真はAさんからのプレゼントです）

会ったこともなく、直接の支援ができたわけでもない私たちのことを覚えていてくれたこと、
そして何より元気に生きていてくれたことが、とても嬉しかったです。

「死ぬこと」に向かっていたAさんから、生きる力、優しい気持ちを引き出した、
そのシェルターのスタッフさんはじめ関係者の皆さんに拍手です！👏
（理事長　玉野まりこ）